の遊星側から見た闘いです。
始めて見る人もいると思うので昨日のssを読んだ人もネタバレはなしでお願いします
>>2
さきにこっちを見たほうが面白いと思います
クロウ「なんだそりゃ遊星、おまえそんなデッキ使ってんのかよ」
遊星「…」
クロウ「いくらシンクロの衰退でジャンドが弱くなったからって、そんな使ってるやつがいるのかも分からないテーマに手を出してお前…」
クロウ「もっと弱くなっちまったんじゃ意味ねーぜ!」
遊星「……」イラッ
アキ「そ、そんな、アマゾネスだってなかなか強いわよ」アセアセ
クロウ「はあ?そんな話聞いたこともねーぞ。確かアマゾネスって女モンスターのテーマだよな?」
クロウ「なんだ遊星、可愛い女の子を使いたいからそんなデッキ使ってんのか?」
遊星「…別にそんなわけじゃないが」ボソッ
クロウ「そんな乙女チックな考えで組んだデッキじゃ、俺様の男らしさ満点のBFにぶっ飛ばされるのがオチだぜ!」
遊星「…チッ」
アキ「ゆ、遊星、落ち着いて…」
アキ(ちょっとクロウ、旋風トリシュ強謙が緩和されたから嬉しいんだろうけど…調子に乗りすぎよ)
遊星「…なら、やってみるか」
クロウ「おっ、いいぜ!そこまで言うなら全盛期の力を取り戻しつつあるBFの力を見せつけて、まだBFは死んじゃいないってことを思い知らせてやるぜ!」
遊星(そこまで言ってるのはお前だろクソが)
ジャック「それでは、いつも遊星のアマゾネスとデュエルしているこのジャックアトラスがジャッジを務めさせてもらおう!」
龍可「あ、遊星とクロウデュエルするのー?」
龍亞「…ああ、自分の魂のデッキを馬鹿にされた遊星が立ち上がったんだ」
龍亞(俺だって嫁デッキ【女ーメイル】を馬鹿にされたらぶち切れちゃうもんね)
ジャック「では2人とも、デッキ枚数の確認、エクストラデッキの準備はいいか?」
遊星「ああ」
クロウ「バッチリだぜ!」
アキ「それでは始めてください」
遊星&クロウ「よろしくお願いします」
遊星&クロウ「ジャッケッポ」
遊星「先攻はもらった」
遊星(ぶっ殺してやる)
遊星「俺のターン!ドロー!!」
[○] [○] [○] [○] [○] [○]
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[○] [○] [○] [○] [○] [○]
クロウ 8000 手札5枚
遊星 8000 手札6枚
遊星「スタンバイ、メイン入ります」
遊星(初期手札は、と…)
遊星手札
激流 鎖使い ヴェーラー マイクラ 増援 テラフォ
遊星(ふむ…)
遊星(まあまあな手札だ)
遊星(欲を言えば旋風ゴドバ用にサイクが欲しかったが…)
遊星(テラフォも鎖使いもあるしましな方だな)
遊星(クロウはどうかな)チラ
クロウ「うーん」ニヨニヨ
遊星(あの顔はいいハンドだ!)
遊星(クロウの奴…相当いい手札のようだな…)
遊星(…これだけニヤケてることは旋風は手札にあるな)
遊星(旋風が準制になってサテライトの子供たちに自慢してたくらいだ、今のニヤケ面はあの時の顔と同じだ)
遊星(だが旋風だけなら意味がない。しっかりモンスターも握っているんだろう)
遊星(旋風とともにきて嬉しいのはやはりシュラ、シロッコ…、高打点のBFがいれば旋風でもってこれるモンスターの幅が広がるからな)
遊星(仮にシュラが手札にいるとすれば旋風シュラ召喚からブラストサーチss、シュラでモンスター破壊からヴァーユssまでいって初ターンからトリシュが出てくることも考えられる)
遊星(BFの脅威的な点は高速展開からのシンクロ召喚)
遊星(他にも怖いのは墓地のBF・ヴェーラー・ライオウを餌に出てくる開闢、ダムド)
遊星(特にダムドは危険だ、通してしまえば俺のフィールドはボロボロになる)
遊星(サイクロンと大嵐を警戒して、クロウが本格的に動き出す直前までは激流を握っていたい)
遊星(こっちにはヴェーラーがあるんだ、トリシュが1ターン目で出てきても効果は防げる)
遊星(ここはスタンダードに行こう)
遊星「テラフォーミング発動」
クロウ「どうぞ」
遊星「アマゾネスの里手札に加えます」
クロウ「効果確認いいですか」
遊星「どうぞ」
《アマゾネスの里》
フィールド魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
フィールド上に表側表示で存在する「アマゾネス」と名のついた
モンスターの攻撃力は200ポイントアップする。
「アマゾネス」と名のついたモンスターが戦闘または
カードの効果によって破壊され墓地へ送られた時、
その「アマゾネス」と名のついたモンスターのレベル以下の
「アマゾネス」と名のついたモンスター1体を自分のデッキから特殊召喚する事ができる。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
クロウ「……」ブツブツ
遊星(形としては里発動、鎖使いセット、マイクラセット)
遊星(マイクラを伏せとけば旋風でサーチしたモンスターも強謙で手札に加えたカードも落とすことができる)
遊星(理想は鎖使いでピーピング後にカードを落とすことだが…危ないカードがあると分かったら率先してマイクラをうっていく)
遊星(さらにここは…)
遊星「あ、ちなみに里とアマゾネスを同時に破壊されたらリクルートできませんので」
クロウ「…」
遊星(そう、怖いのはモンスターだけじゃない、フィールド魔法に頼って戦線を維持する以上サイクロンもゴドバも危険なんだ)
クロウ「どうも」スッ
遊星「はい」
遊星「じゃあ、アマゾネスの里発動」
遊星「さらにモンスターセット。カード1枚伏せてターンエンド」
[○] [○] [○] [○] [○] [○]
[○] [○] [○] [○] [○] [○]
[里] [○] [○] [伏] [○] [○]
[○] [○] [伏] [○] [○] [○]
クロウ 8000 手札5枚
遊星 8000 手札3枚
遊星手札
激流 増援 ヴェーラー
遊星(さあ、お前のターンだ。クロウ!)
クロウ「ドローします」
遊星「はい」
クロウ「スタンバイメイン入ります」
遊星(増Gを意識させとくか)
遊星「……」
遊星「はい」
クロウ「…」
遊星(さて、クロウの様子は)チラ
クロウ「……」ブツブツ
遊星(やはりどう動くか考えている…初ターンから積極的に動けるということだ)
遊星(さっきわざわざゴドバで割れば里は発動しないと教えてやったんだ、そしてそのゴドバの天敵はスタロ)
遊星(クロウのことだ、一瞬でそのことを思いつく。そしてクロウは俺の伏せがスタロである可能性を考慮せざる得ない)
遊星(クロウが俺の伏せをスタロと読んだならばうかつに大嵐はうてない…)
遊星(さらにゲイルとレベル4BFでブラロを作れるとしてもそれをためらうことになる)
遊星(サイクがあるならまず伏せを割ってくるはずだが…)
遊星(とりあえずヴェーラーがあるんだ、危険なモンスター効果は止められる。マイクラを割られたとしても里は残る。クロウが鎖使いを殴ってくれば里と鎖使いの効果でアド差は2に広がるし情報アドもとれる)
遊星(どうくるクロウ…)
クロウ「…」
クロウ「…黒い旋風発動」
遊星「はい」
クロウ「シュラ召喚、通りますか?」
遊星「…通ります」
クロウ「旋風効果」
遊星「どぞ」
クロウ「黒槍のブラスト手札に加えます」
遊星「…はい」
クロウ「ブラストss、通りますか?」
遊星「はい」
クロウ「2体でオーバーレイ、シルフィーネ」
遊星「…はい」
《零鳥獣れいちょうじゅうシルフィーネ》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/水属性/鳥獣族/攻2000/守2200
鳥獣族レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
相手フィールド上に表側表示で存在する全てのカードの効果を無効にし、
このカードの攻撃力はこのカード以外の
フィールド上に表側表示で存在するカードの数×300ポイントアップする。
このカードの効果は次の自分のスタンバイフェイズ時まで適用される。
遊星(シルフィーネ…!こいつがいたか…。伏せを割ってこなかったところを見るとサイクは握ってないようだが…)
遊星(シルフィーネは厄介だ…。効果を使われれば里からアマゾネスが出てこなくなってしまう…)
クロウ「シルフィーネ効果発動します」
遊星(く、ここは…)
遊星「あ、ヴェーラーで」
[○] [○] [○] [旋] [○] [○]
[○] [○] [○] [シ] [○] [○]
[里] [○] [○] [伏] [○] [○]
[○] [○] [伏] [○] [○] [○]
クロウ 8000 手札4枚
遊星 8000 手札2枚
遊星手札
激流 増援
遊星(クロウの奴、まず俺の動きを阻止する方向に動いてきたか)
遊星(思ったよりも慎重だ…。アマゾネスがどんな動きをするか分からないからか。)
遊星(となると俺の伏せモンスターを殴ってこない可能性も十分にある)
遊星(もしそうなれば次のターンで自爆特攻を仕掛けるしかない、おちおち相手の攻撃を待ってたらその間にダムドトリシュに除去られてしまう…)
遊星(だがもしクロウがゴドバを握っていたら…)
遊星(シルフィーネは鳥獣族だ、スタロを恐れずゴドバをうたれたら…。鎖使いと里を破壊されてしまえば戦線が保てなくなる…。クロウのことだ、そこまで考えてシルフィ
ーネを出してきた可能性は高い)
遊星(くそ…、ここはクロウが殴ってくることに賭けるしか…)
クロウ「…」
クロウ「……」
クロウ「バトルフェイズ入ります。シルフィーネでパンチ」
遊星(来たッ…!)
遊星「通ります。アマゾネスの鎖使いです」
遊星「里効果にチェーンする形で鎖使いの効果発動します」
《アマゾネスの鎖使い》
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1500/守1300
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
1500ライフポイントを払って発動する事ができる。
相手の手札を確認し、その中からモンスター1体を選択して自分の手札に加える。
遊星「効果通りますか?」
クロウ「…」
遊星(ふふ…、鎖使いの効果に驚いてるな。そうだろう、こんな凶悪な効果のカードはそうそうないからな)ニヤ
遊星「効果通りますか?」ニヤニヤ
クロウ「…インチキ効果もいい加減にしろ!」
遊星「通りますか?」イラッ
クロウ「あ、はい。どうぞ」
遊星 8000→6500
遊星「手札見ていいですか。ふむ、神警と…ゴドバもあったか。モンスターは…」
クロウ手札
ゴドバ 警告 ゲイル ブリザード
遊星(ゴドバは持っていたか…、しかも神警まである。そしてモンスターはゲイルとブリザード…)
遊星(シンクロで押し切れる手札だな、そりゃニヤケるのも仕方ないか)
遊星(そしてやはりクロウは俺の伏せをスタロと読んでいたようだ。おそらく次のターン俺が動こうとすればゴドバをうって、返しのスタロは警告で防ぐつもりだったのだろ
う…)
遊星(次のターン俺の展開を防げると踏んでとりあえず殴ってみたようだが…。考えが甘かったな)
遊星「じゃあ、こっち貰います」
遊星手札
増援 激流 ブリザード
クロウ手札
ゴドバ 警告 ゲイル
遊星(単体じゃそこまで脅威じゃないゲイルより、1枚からシンクロにつながるブリザードを先に処理だ)
遊星(さらに牽制の意味をこめてここは…)
遊星「じゃあ、里の効果で2体目の鎖使い出します」
クロウ「…」
遊星(あ、Mマーカーがピクピクしてる)
クロウ「じゃあ…メイン2入ります」
遊星「あ、バトルフェイズ終了時にマイクラ打ちます。宣言ゴドバで」
クロウ「 」
遊星(厄介なゴドバは伏せられる前に処理だ…)
遊星(だいぶ危険も減ったように思えるが…。いつトリシュが出てくるか分からない、油断は禁物だ)
クロウ「…」
クロウ「やることが汚ねぇぜ!」
遊星「……」
クロウ「……すいません。……はい、ゴドバ捨てます」
クロウ「じゃあ……、メイン2、1枚伏せます。ターンエンド」
[○] [○] [伏] [旋] [○] [○]
[○] [○] [○] [シ] [○] [○]
[里] [○] [○] [○] [鎖] [○]
[○] [○] [○] [○] [○] [○]
クロウ 8000 手札1枚(ゲイル)
遊星 6500 手札3枚(うち1枚ブリザード)
遊星(バレているのを承知で神警を伏せてきたか。まあ展開を抑えるためには当然か)
遊星「ドロー、スタンメイン」チラ
遊星手札
激流 増援 ブリザード ????
遊星(おっ…)
遊星(これはいけるか?)
遊星「……」
遊星(…まず神警をはがすか)
遊星「増援発動、アマゾネスの賢者持ってきます」
クロウ「どうぞ、効果確認いいですか」
遊星「どうぞ」
《アマゾネスの賢者》
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1400/守 700
このカードが攻撃した場合、そのダメージステップ終了時に
相手フィールド上に存在する魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。
クロウ「……」フムフム
遊星「あ、ちなみに自爆特攻じゃ賢者の効果は発動しませんから」
クロウ「あ、そうですか…」
遊星(自爆特攻じゃ発動しなくとも賢者を引っ張ってきたんだ、シルフィーネが除去されることをクロウは分かっているはずだ)
クロウ「どうも」スッ
遊星「はい」
遊星(となると賢者に神警をうたざる得なくなる、当然うってくるはずだ)
遊星「それじゃあ、賢者召喚」
クロウ「警告で」
遊星(やはり…ならば)
遊星「はい、じゃあ里効果でモンスターリクルートします」
遊星(ここは打点の高い聖戦士でも呼んどくか)
黙れ雑魚