遊星「俺のデュエルディスクは手作りでね!ライディングデュエルでも全ての魔法がスピードスペルと認識される特別製さ!」
サティスファクションタウン編ですね。
この86話から92話は1ターンキルの横行する今の遊戯王、ギリギリの攻防を良く表していて、名言(迷言)も多く中々人気なお話です。
今の遊戯王のガチ最前線は、どれだけ相手を妨害しながら自分の1キルをぶち込むかのやり取りです。
半端な気持ちで入って来るなよ―――デュエルの世界によぉ!!!
遊星(1Kill厨)シリーズはこちら
①フォーチュンカップ編:
【遊戯王SS】遊星(1Kill厨)「おい、デュエルしろよ」【フォーチュンカップ編】
②ダグナー編:
【遊戯王SS】遊星(1Kill厨)「おい、デュエルしろよ」【ダグナー編 前半】
——086話 クラッシュタウン——
マルコム「にぇっはっはっはっはっは……良いだろう見てやろうお前さんの腕……」
マルコム「気に入ったら買ってやる。気に入らなければ……タダでは返さんぞ」
遊星「さっさと始めよう。一度に来い」
遊星&マルコムファミリーABC『デュエル!!!』
遊星「先攻は俺が貰う!ドロー!」
遊星「もうお前達のターンは訪れない!お前達3人を葬る!!!」
遊星「手札からヘカテリスを墓地に捨て、効果発動!ヘカテリスは、手札から墓地に捨てる事で効果を発動出来る!デッキから永続魔法、神の居城-ヴァルハラを手札に加える!」
遊星「永続魔法、神の居城-ヴァルハラを発動!このカードは、自分フィールドにモンスターが存在しない時、手札から天使族モンスター1体を特殊召喚出来る!」
遊星「そして、フィールド魔法、光の結界を発動!このカードは、アルカナフォースと名の付くモンスターがコイントス効果を発動した時、表か裏かを任意に選択出来る!」
遊星「神の居城-ヴァルハラの効果を発動!手札からアルカナフォースXXI-THE WORLDを特殊召喚!」
遊星「フィールド魔法、光の結界の効果を発動!アルカナフォースXXI-THE WORLD!当然!正位置ィィィィ!!!」
遊星「アルカナフォースXXI-THE WORLDの正位置の効果!自分のエンドフェイズに、自分フィールドのモンスターを2体墓地へ送る事で―――相手ターンをスキップする!!!」
遊星「そして、創造の代行者 ヴィーナスを通常召喚!このカードは、ライフを500支払う度に、デッキ又は手札から、神聖なる球体を特殊召喚する!」
遊星「俺は1500のライフポイントを支払う事で、デッキから神聖なる球体を3体特殊召喚!!」
遊星「バトルロイヤルルールにより俺は1ターン目は攻撃出来ない……そう、『1ターン目』はな。これでターンエンドだ」
遊星「エンドフェイズに、アルカナフォースXXI-THE WORLDの効果を発動!自分フィールドの神聖なる球体2体を墓地へ送り、相手ターンをスキップする!」
遊星「もうお前達にはドローも、召喚も、カードのセットも、何もさせない!!これでデュエルエンドだ!!!」
遊星「俺のターン!そして、このスタンバイフェイズにフィールド魔法、光の結界の効果が発動!」
遊星「コイントスが表の場合、効果はそのままだ。だが、裏の場合このフィールド魔法の効果はエンドフェイズまで無効になる!」
遊星「コイントスだ―――結果は裏だ。このフィールド魔法の効果は無効となる」
遊星「だが、既に効果が決まってしまったアルカナフォースXXI-THE WORLDの効果は関係無い。もはやこのフィールド魔法の効果は必要ない!」
遊星「俺は手札から神秘の代行者 アースを召喚!神秘の代行者 アースは、召喚に成功した時、デッキから神秘の代行者 アース以外の代行者の名を持つモンスターを1体手札に加える!」
遊星「この効果でデッキから2枚目の創造の代行者 ヴィーナスを手札に加える……」
遊星「バトル!!俺のフィールドのモンスターで全員マルコムファミリーCを攻撃!そしてアルカナフォースXXI-THE WORLDでトドメだ!オーバー・カタストロフ!!!」
マルコムファミリーC「ぬあああぁぁぁぁっぐあああああ!!マジで!?」LP4000→0 ピーッ!!
遊星「ターンエンド!俺はアルカナフォースXXI-THE WORLDの効果で神聖なる球体と神秘の代行者 アースを墓地へ送る、お前達のターンは再びスキップだ!!」
遊星「俺のターン!そして、このスタンバイフェイズにフィールド魔法、光の結界の効果が発動!」
遊星「コイントス―――結果は裏だ。このフィールド魔法の効果は無効となる」
遊星「俺は創造の代行者 ヴィーナスを召喚!そして、このカードは墓地の代行者の名を持つモンスターを1体除外する事で特殊召喚出来る―――墓地の神秘の代行者 アースを除外し、手札からマスター・ヒュペリオンを特殊召喚!!」
遊星「バトル!!俺のフィールドのモンスターで全員マルコムファミリーBを攻撃!そしてアルカナフォースXXI-THE WORLDでトドメだ!オーバー・カタストロフ!!!」
マルコムファミリーB「ど、どぉしてぇ!!?」LP4000→0 ピーッ!!
遊星「ターンエンド!俺はアルカナフォースXXI-THE WORLDの効果で創造の代行者 ヴィーナス2体を墓地へ送る、お前達のターンは再びスキップだ!!」
遊星「俺のターン!そして、このスタンバイフェイズにフィールド魔法、光の結界の効果が発動!」
遊星「コイントス―――結果は裏だ。このフィールド魔法の効果は無効となる」
遊星「俺は手札からオネストを召喚!」
遊星「バトル!!俺のフィールドのモンスターで全員マルコムファミリーAを攻撃!そしてアルカナフォースXXI-THE WORLDでトドメだ!オーバー・カタストロフ!!!」
マルコムファミリーA「ぬあああぁぁぁぁ!!!」LP4000→0 ピーッ!!
マルコム「たった1ターンで3人を……ワンターンスリーキゥー……」
マルコム「おおおぉ!こいつぁーすげぇー!!」
遊星「だが俺はレアだぜ?」
遊星「報酬は高いぞ―――!」
遊星(この残りの手札なら後2~3人は葬れたな)
——087話 鬼柳救出!さまよえる決闘者(デュエリスト)の街——
~♪ ~~~♪ ~♪
ウェスト「流石はサティスファクションのリーダーだ!」
鬼柳「や め ろ」
――――――――――――――――――――――――
遊星(ここは、黄昏時の一瞬だけ生きる街……後は死んだ街……)
マルコム「先生!頼みますぜ!」
鬼柳「!」
遊星「鬼柳……!」
鬼柳「やはり、お前が相手か」
遊星「お前を、連れ戻しに来た。一緒に帰ろう鬼柳」
鬼柳「どうしてもやろうっていうんだな」
遊星「あぁ」
鬼柳「……解ったよ……」
――――――――――――――――――――――――
鬼柳「俺のターン、ドロー」
鬼柳「俺は手札から速攻魔法、手札断殺を発動」
鬼柳「お互いに手札を2枚墓地へ送り、2枚ドローする」
鬼柳「俺は手札のインフェルニティ・デーモンとインフェルニティ・リベンジャーを墓地へ送り、2枚ドローする」
遊星(始まったか……!不味い……手札にエフェクト・ヴェーラーが……!?)
鬼柳「……モンスターばかりだな、仕方ない。俺は続けて手札から魔法カード、手札抹殺を発動」
鬼柳「お互いに手札を全て捨て、デッキから捨てた枚数と同じ数だけドローする」
鬼柳「手札のインフェルニティ・ネクロマンサー、インフェルニティ・デーモン、インフェルニティ・ビートル、インフェルニティ・ミラージュを捨て、デッキから4枚ドローする」
遊星「……手札を5枚捨て、デッキから5枚ドロー……―――――!」カーン☆
鬼柳「……カードを4枚伏せる、そしてリバースカードオープン、ZERO-MAX!」
鬼柳「このカードは手札が0の時のみ発動出来る……俺の墓地からインフェルニティの名を持つモンスターを1体特殊召喚する……蘇れ、インフェルニティ・デーモン!」
遊星(ここだ!ここしか無い!!)
遊星「この瞬間、チェーン発動!手札から増殖するGを墓地へ送り、効果発動!」
遊星「このターン、相手がモンスターを特殊召喚する度に、俺はデッキから1枚ドローする!」
遊星「このカード自体には特殊召喚を妨げる効果は無い、インフェルニティ・デーモンは墓地から復活する」
遊星「そして、インフェルニティ・デーモンが特殊召喚に成功した為、俺はデッキから1枚ドローする!」
鬼柳「……成る程、そういう事か……」
鬼柳(俺のインフェルニティデッキは数ある遊戯王のデッキの中でも、最も特殊召喚の回数が多いと言っても良いデッキ……)
鬼柳(その回数は10回や20回では済まない……増殖するGを無視して動けば、相手が全てのデッキをドローという事態もあり得る……)
鬼柳(そうなれば、エフェクト・ヴェーラーによる妨害も発生し得る……このターン動くのは得策では無い……)
鬼柳「俺の手札が0の時、このカードが特殊召喚に成功した。よってインフェルニティ・デーモンの効果発動、俺のデッキからインフェルニティの名を持つカードを1枚手札に加える」
鬼柳「俺はデッキから罠カード、インフェルニティ・ブレイクを手札に加える。そしてカードを1枚伏せる、ターンエンドだ」
遊星「俺のターン!!ドロー!!」
遊星「鬼柳!俺はこのデュエルで、お前を救い出してみせる!」
鬼柳「そう熱くなるな、たかがデュエルだ」
鬼柳「もう少し……あと少しで俺は葬られる……」
鬼柳「それで満足するしか無いじゃないか……」
——088話 勝利の先にある罠——
遊星「俺は手札から魔法カード、大嵐を発動!お互いの場の魔法、罠カードを全て破壊する!!」
鬼柳「―――カウンター罠、インフェルニティ・バリア、発動!俺の手札が0で、更に俺の場にインフェルニティの名を持つモンスターが表側攻撃表示で存在する時、発動出来る。魔法、罠、効果モンスターの効果を無効にし、破壊する!」
遊星「やはりそう簡単には通らないか……!ならば俺は続けて、手札から速攻魔法、サイクロンを発動!俺は……さっき伏せたそのカード、『インフェルニティ・ブレイク』を破壊する!」
遊星「そして、俺は手札から魔法カード、生者の書-禁断の呪術-を発動!」
遊星「このカードは、相手の墓地のモンスター1体を除外し、俺の墓地のアンデット族モンスター1体を特殊召喚する!」
鬼柳「―――2枚目だ、カウンター罠、インフェルニティ・バリア―――発動!生者の書-禁断の呪術-を無効にし、破壊する……」
遊星「ならば、此方も2枚目だ!再び魔法カード、生者の書-禁断の呪術-を発動!」
鬼柳「―――――良いぜ……来な……」
遊星「流石に、3枚目のインフェルニティ・バリアという訳には行かないだろう。俺は相手の墓地からインフェルニティ・ネクロマンサーを除外し、自分の墓地からアンデット族モンスター1体、ゾンビ・マスターを特殊召喚する!」
遊星「そして、ゾンビ・マスターの効果発動!俺は手札のゴブリンゾンビを墓地へ送り効果発動!このカードは1ターンに1度だけ、手札からモンスターを墓地へ送る事で墓地のレベル4以下のアンデット族モンスターを1体特殊召喚出来る!」
遊星「俺は墓地の2枚目のゾンビ・マスターを特殊召喚!」
>>17
相手ターンは無い事になってるので実質ワンターンスリーキル。まぁ細かい事は気にしちゃ駄目ぇ。
遊星「そして、2枚目も効果を発動する!手札のダーク・グレファーを墓地へ送り、墓地の蒼血鬼を特殊召喚!」
遊星「レベル4、ゾンビ・マスター2体を、オーバーレイ!2体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!ジェムナイト・パール!」
遊星「そして、蒼血鬼の効果発動!このカードは1ターンに1度、俺の場のエクシーズ素材を一つ使う事で墓地からレベル4以下のアンデット族モンスター1体を特殊召喚出来る!」
遊星「俺の場のジェムナイト・パールのオーバーレイユニットを1つ使い、効果発動!墓地から蘇れ、2体目の蒼血鬼!」
遊星「再び蒼血鬼の効果を発動!ジェムナイト・パールの最後のオーバーレイユニットを使い、墓地からゾンビ・マスターを特殊召喚!」
遊星「レベル4、ゾンビ・マスターと、蒼血鬼2体を、オーバーレイ!2体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!」
遊星「現れろ、No.16 色の支配者ショック・ルーラー!!」
遊星「ショック・ルーラーの効果発動!1ターンに1度、オーバーレイユニットを一つ使い、魔法、罠、モンスターの中から1つを宣言する。そして、次の相手のエンドフェイズまで、宣言したカードの種類の効果は発動出来なくなる!」
遊星「蒼血鬼を墓地へ送り効果発動!俺が宣言するのは、罠カードだ!」
遊星「そして、墓地の馬頭鬼をゲームから除外し、効果発動!自分の墓地のアンデット族モンスター1体を特殊召喚する!」
遊星「俺は墓地の蒼血鬼を特殊召喚!そして、蒼血鬼の効果を再び発動!」
遊星「ショック・ルーラーのオーバーレイユニットを1つ使い、墓地から蒼血鬼を特殊召喚!」
遊星「更に、蒼血鬼の効果を発動!ショック・ルーラーの最後のオーバーレイユニットを使い、墓地からゴブリンゾンビを特殊召喚!」
遊星「レベル4、ゴブリンゾンビと、蒼血鬼2体を、オーバーレイ!2体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れろ―――ヴェルズ・ウロボロス!」
遊星「ヴェルズ・ウロボロスの効果発動!オーバーレイユニットを1つ使い発動出来る!このカードは3つの効果を持っているが……俺はこのカードの効果の1つである相手の場のカードを1枚手札に戻す効果を選択する!」
遊星「インフェルニティ・デーモンを手札に戻す!バトル!ジェムナイト・パール、No.16 色の支配者ショック・ルーラー、ヴェルズ・ウロボロスでダイレクトアタック!!」
鬼柳(これで良い……やっとデュエルから開放される……)LP4000→0 ピーッ!!
――――――――――――――――――――――――
1killの本家が出てくる満足街か
ロットン「いやあああぁぁぁぁぁっほおおおおおおおぉぉぉぉぉぉううう!!!」(来場)
ロットン「待て、まだ送って貰わなきゃならねぇヤツが居る」
ロットン「デュエルだ!」
ラモン「ふざけるな!もう直ぐ太陽は沈む!デュエルタイムは終わりだ!」
ロットン「1ターンもあれば十分……」
ラモン「何!?」
遊星(1ターンで―――!?)ピクッ
ロットン「まさかデュエル挑まれて、背中向けるつもりじゃねぇだろうな?」
ロットン「俺のターン!ガトリング・オーガ召喚!!」
ロットン「そして、カードを5枚伏せる―――」
ラモン「ば、馬鹿かお前は!デュエルはな、先攻のターン攻撃は出来ねぇんだよ!1ターンで終わらせるだぁ!?」
ロットン「ファイヤァ!!!」
ロットン「攻撃じゃねぇ!!」
ロットン「ガトリング・オーガの効果により、俺の魔法、罠ゾーンにあるカードを墓地に送る事で、1枚につき800ポイント、ダメージを与える!」
ラモン「ぐああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!?」LP4000→0 ピーッ!!
ラモン「汚ぇぜ……!?こんなもん……どうやって……」ドサッ
遊星(本当に1ターンで―――――!!?)
遊星(流石エフェクト・ヴェーラーが登場する原因になったデュエリスト―――!)
遊星(レアで再録されたのに未だに相場が高い、遊星編3はヴェーラーくじとまで言われる原因になったカード……!)
エフェクト・ヴェーラー(お高く止まった高値の華?違いますよ、私はマスター以外に心を許さない、ただただ一途なだけですよーだ)
——089話 ガトリング・オーガの恐怖——
遊星「鬼柳……」
鬼柳「放っといてくれ……俺は、死んだんだ―――」
――――――――――――――――――――――――
遊星「来い!お前は俺が相手になってやる!!」
ロットン「面白ぇじゃねぇの……潰してやるぜ……!」
『デュエルモードオン』
遊星&ロットン『ライディングデュエル、アクセラレーション!!!』
ロットン「先攻は俺が貰う、俺のターン!」
ロットン「俺はガトリング・オーガを召喚!」
遊星(―――!コイツは……!?)
遊星「俺は手札のエフェクト・ヴェーラーを墓地に送って効果を発動する!」
遊星「相手フィールド上に存在する一体の効果を、エンドフェイズまで無効にする!」
ロットン(俺の必殺先攻1ターンキルを―――!?)
ロットン「カードを5枚伏せる―――ターンエンド」
——090話 死闘のライディングデュエル——
遊星(スピードよ、風よ……俺に力をくれ―――――!!)
遊星「俺のターン!!」
遊星「手札から魔法カード、大嵐を発動!お互いの場の魔法、罠カードを全て破壊する!」
ロットン「罠発動!強欲な瓶!そして更に罠をチェーン発動!八汰烏の骸!」
ロットン「更に続けて罠をチェーン発動!スキル・サクセサー!そして最後に罠発動!積み上げる幸福!」
遊星(一気にチェーンでカードの数を減らして損害を抑えに来たか……!無策でガン伏せしない辺り、やはりコイツのデュエリストとしての腕は高いな……)
ロットン「チェーン発動したカードは逆順処理する……つまり最後に発動したカードから効果を処理するって訳だ……」
ロットン「そして、積み上げる幸福の効果!このカードはチェーン4から発動出来る特殊なカードだ」
遊星「チェーンブロックを発動条件にするカードか……!」
ロットン「今、チェーンブロックには大嵐、強欲な瓶、八汰烏の骸、スキル・サクセサー、積み上げる幸福の5枚がチェーンしあっている……積み上げる幸福の発動条件は満たした!」
遊星(成る程……このフリーチェーンの強欲な瓶や八汰烏の骸、そして墓地に行ってから効果を使う事が出来るスキル・サクセサー……)
遊星(ドロー罠カードに魔法罠除去を撃たせ相手を消耗させつつも自分は手札を維持、そして同時にガトリング・オーガをドローする確率を上げ、墓地に行っても効果を発動するカードで戦闘を補助……)
遊星(修行から帰って来たという発言は嘘では無いらしいな、少なくともアニメに良く登場する紙束デッキとは比べ物にならない完成度だ……!)
ロットン「積み上げる幸福の効果!俺はデッキから2枚ドローする!」
ロットン「そしてチェーン4、スキル・サクセサーの効果を発動!俺の場のガトリング・オーガの攻撃力を、エンドフェイズまで400ポイントアップする!これで攻撃力は800から1200へ上昇する!」
ロットン「チェーン3、八汰烏の骸の効果発動!俺はデッキから1枚ドローする」
ロットン「チェーン2、強欲な瓶の効果発動!俺はデッキから1枚をドロー!」
遊星「そして最後に、大嵐の効果発動!フィールドの魔法、罠カードを全て破壊!」
ロットン「ふん……!残った最後の1枚、聖なるバリア-ミラーフォース-は破壊される……」
遊星(そしてこっそり本命まで混ぜていたか……)
ロットン「俺の場の5枚の魔法、罠カードは全て破壊されたが……俺はデッキから4枚のカードをドローした……」
ロットン「これで俺の損失は1枚のみ。1枚の消費で大嵐を回避出来るなら安いモンよ……!」
遊星(確かにプレイングは上等だ……だが、1つだけ奴は見落としている事がある……)
遊星(大嵐を回避したが、肝心の伏せは全て一掃されたという事実……手札誘発がそれで引けなければ、もう終わりだという事がな!!)
遊星「行くぞロットン!俺は手札から魔法カード、ジェムナイト・フュージョンを発動!」
遊星「このカードは、ジェムナイト専用の魔法カードだ!手札及びフィールドから特定のモンスターを融合させる!」
遊星「俺の手札からジェムナイト・アンバーとジェムナイト・オブシディアを墓地へ送り、融合召喚!現れろ、ジェムナイト・プリズムオーラ!」
遊星「ジェムナイト・オブシディアの効果発動!このカードは、手札から墓地へ送られた場合効果が発動する!自分の墓地のレベル4以下の通常モンスター1体を特殊召喚出来る!」
遊星「俺は墓地のジェムナイト・アンバーを選択!そして、ジェムナイト・アンバーの効果!」
遊星「ジェムナイト・オブシディアの効果は通常モンスターのみが対応する、だが、ジェムナイト・アンバーはデュアルモンスター……このカードが場、墓地に存在する時、通常モンスターとして扱われる!」
遊星「よって、俺の場にジェムナイト・アンバーが復活!」
遊星「ジェムナイト・プリズムオーラの効果発動!このカードは1ターンに1度だけ、自分の手札からジェムナイトの名を持つカードを墓地へ送り発動出来る!」
遊星「フィールド上に表側表示で存在するカードを1枚選択し、破壊する!俺は手札から2枚目のジェムナイト・フュージョンを墓地へ送り、ガトリング・オーガを破壊!」
遊星「続けて、墓地から魔法カード、ジェムナイト・フュージョンの第2の効果発動!」
遊星「このカードが墓地に存在する時、俺は墓地のジェムナイトの名を持つモンスター1体をゲームから除外する事で、墓地のこのカードを手札に加える事が出来る!」
遊星「俺は墓地のジェムナイト・オブシディアをゲームから除外し、このカードを手札に戻す!」
遊星「再び手札からジェムナイト・フュージョンを発動!俺の手札からジェムナイト・ラズリーを、そして場からジェムナイト・アンバーを融合する!融合召喚、現れろ!ジェムナイト・ジルコニア!」
遊星「ジェムナイト・ラズリーの効果発動!この効果は、このカードがカード効果で手札から墓地へ送られた場合に発動出来る!」
遊星「自分の墓地から通常モンスター1体を選択し、手札に加える!俺は墓地のジェムナイト・アンバーを手札に加える!」
遊星「再び墓地のジェムナイト・フュージョンの効果を発動!墓地のジェムナイト・ラズリーを除外し、このカードを手札に戻す!」
遊星「ジェムナイト・アンバーを通常召喚!!行くぞロットン!!」
ロットン(ふざけるな!1ターンキルはこの俺の専売特許だ!!手前如きに1ターンキルされてたまるか!!!)
ロットン「このダイナマイトで、粉々に爆破してやるぜ!!!」
チュドオオオオオオン!!!
遊星&鬼柳&ロットン「ぐああああぁぁぁぁぁぁ!!!?」
――――――――――――――――――――――――
遊星「鬼柳……このデュエルディスク、まだ生きている……」
鬼柳「そうか……あんた等は、ここを、俺の死に場所にはさせてくれないって事か……」
鬼柳「俺は再び死神に戻る!奴等を本当の地獄に引き摺り落としてやる!」
鬼柳「そしてニコとウェストを、今度は俺が救い出す!!」
鬼柳「お前等の力を、貸して貰うぜ」
鬼柳「俺を―――――」
鬼柳『 満 足 さ せ て く れ よ ? 』